資産3,000万円なら、配当金は月いくらになるのでしょうか。
私は資産2,300万円でサイドFIREを始めました。
以前、資産2,000万円でサイドFIREした場合の収入をシミュレーションしましたが、実際はインデックス投資が約半分のため、配当収入は当初の試算より少なくなりました。
そこで今回は、資産3,000万円で配当を重視した運用に変えた場合を中心に、資産2,000万~5,000万円の配当金を比較します。
週3日程度の仕事と組み合わせた月の収入や、教育費に備えて現金比率を上げた場合も試算しました。
※配当利回り年3%・税引前の概算です。配当金や元本を保証するものではありません。
資産3,000万円の配当金は月約6万8,000円

先に結論を言うと、資産3,000万円のうち10%を現金で残し、残りを年3%の配当が出る資産で運用した場合、配当金は月平均約6万8,000円です。
計算条件は、以前の2,000万円の記事とそろえました。
- 現金は資産の10%
- 残りの90%を年3%で運用
- 労働収入は週3日勤務で月10万円
- 手当・養育費は月8万8,000円
手当・養育費の8万8,000円は、児童扶養手当4万8,000円、児童手当1万円、養育費3万円で計算しています。
資産3,000万円の場合、現金として残すのは300万円。運用する金額は2,700万円です。
2,700万円を年3%で運用すると、配当金は年間81万円。
月平均では、6万7,500円になります。
手当・養育費と週3日の労働収入を加えると、次のようになります。
| 収入項目 | 金額(月額) |
|---|---|
| 手当・養育費 | 88,000円 |
| 配当収入 | 67,500円 |
| 労働収入 | 100,000円 |
| 合計 | 255,500円 |
今回の試算では、月約25万6,000円になりました。
週3日程度の労働収入を組み合わせれば、働く時間を抑えた生活が、より現実的になりそうです。
資産2,000万~5,000万円の配当金を比較
同じ条件で、資産額ごとの配当金を比較しました。
| 資産額 | 現金10% | 配当金の月平均 |
| 2,000万円 | 200万円 | 45,000円 |
| 3,000万円 | 300万円 | 67,500円 |
| 4,000万円 | 400万円 | 90,000円 |
| 5,000万円 | 500万円 | 112,500円 |
資産が1,000万円増えるごとに、配当金は月平均2万2,500円増える計算です。
2,000万円と3,000万円を比べると、週3日・月10万円の働き方を変えなくても、配当収入が月2万2,500円増えます。
生活費に余裕を持たせるだけでなく、将来の支出に備えたり、働き方を見直したりする選択肢も増えそうです。
実際の配当金は、この試算より少ない

今回の計算は、現在の私の資産配分をそのまま当てはめたものではありません。
現在は、資産の約半分をインデックス投資で運用しています。
残りは高配当株、ETF、J-REIT、現金などです。現在の資産配分はこちらの記事にまとめています。
私が保有しているインデックス投資は、売却しない限り、生活に使える現金にはなりません。
そのため、現在の配分を続けた場合、資産が3,000万円になっても、このシミュレーションほどの配当金は受け取れないと考えています。
2026年上半期に受け取った配当金は約14万円で、月平均では約2万3,000円でした。
今回の記事では、資産3,000万円に近づく中で、インデックス投資の割合を減らし、配当金が出る資産を増やした場合を想定しています。
すぐにインデックスをすべて売却するのではなく、今後の追加投資や配当金の再投資先を変えながら、少しずつ資産配分を調整するイメージです。
資産が増えたら、現金を増やす選択肢もある
ここまでの試算では、現金比率を10%にしています。
ただ、資産3,000万円のうち現金が300万円という配分は、教育費や急な支出を考えると、多いとはいえません。
現金比率は、年齢と同じくらいを目安にする考え方もあります。
ただし、年齢だけで決めるのではなく、収入や家族構成、お金を使う時期に合わせて調整することが大切です。
資産3,000万円で現金比率を変えた場合を比較すると、次のようになります。
| 現金比率 | 現金 | 配当金の月平均 |
| 10% | 300万円 | 67,500円 |
| 20% | 600万円 | 60,000円 |
| 30% | 900万円 | 52,500円 |
現金比率を10%から20%に上げると、現金は300万円増え、配当金は月7,500円減ります。
30%に上げた場合は、現金900万円を確保しながら、配当金は月平均約5万3,000円です。
配当金を最大化するなら、投資に回す金額は多い方が有利です。
一方、毎月の労働収入や手当があるなら、配当を最大限に増やす必要はありません。
資産が増えてきたら、収入とのバランスを見ながら現金を増やし、値動きの影響を抑える選択も取りやすくなります。
教育費が近づいたら、少しずつリスクを下げたい

子どもが小さいうちは、教育費を使うまでに時間があります。
高校や大学への進学が近づくと、入学金や授業料など、まとまった支出が現実的になってきます。
使う時期が近い教育費については、相場の値動きを期待するより、必要なときに使える形で準備しておきたいと考えています。
たとえば、
- 数年以内に必要な教育費を現金で確保する
- 配当金や売却益の一部を現金として残す
- 新しく投資する金額を減らす
- 値動きの大きい資産を少しずつ減らす
といった方法があります。
投資資産を一度に売却して現金へ移す必要はありません。
教育費を使う時期に合わせて、数年かけて少しずつ現金比率を上げていく方法もあります。
資産が増えたからといって、さらにリスクを取って増やし続ける必要はないと思っています。
必要な資産額や教育費の時期が見えてきたら、増やすことよりも、守ることを重視する段階へ移る選択もあります。
資産3,000万円は、配当と安全性を選び直す節目
資産3,000万円で、現金10%、残りを年3%の配当が出る資産にした場合、配当金は月平均約6万8,000円です。
手当・養育費と週3日の労働収入を組み合わせると、月約25万6,000円になります。
一方、現金比率を30%まで上げても、配当金は月平均約5万3,000円です。
資産が増えれば、すべてを投資に回さなくても、ある程度の資産収入を得ながら現金を確保できます。
私にとって資産3,000万円は、完全に働かなくなるための金額ではありません。
配当収入を増やすのか。
週3日程度の仕事を続けるのか。
教育費に向けて現金を増やすのか。
そのときの収入や支出を見ながら、資産配分を選び直す節目になりそうです。
今後、資産3,000万円に到達した際は、今回のシミュレーションと実際の資産配分を比較したいと思います。
サイドFIRE前に考えた資産2,000万円のシミュレーションはこちらです。
私がシングルマザーとして資産を増やすためにやってきたことは、こちらの記事にまとめています。





