高配当株は売らない?8カ月で売却益50万円超になった私の運用方法

資産形成

「高配当株は、売らずに持ち続けて配当をもらうもの」

私も買い始めた当初は、そう考えていました。

でも、4年ほど個別株投資を続ける中で、今は下がったら少し買い、上がったら一部売るスタイルに変わりました。

配当を受け取りながら、値上がりした銘柄は少しずつ利益を確定。

そんな運用を続けた結果、2026年1~8月の実現損益は50万円を超えました。

忙しい日はそのまま保有し、時間がある日は数株だけ売買する。

無理に取引しなくていい、このくらいの距離感が今はちょうどいいと感じています。

この記事では、実際に続けている高配当株の選び方・買い方・売り時を、失敗した経験も含めてまとめます。

※個人の投資経験について書いたもので、特定の銘柄や投資方法を推奨するものではありません。

高配当株の選び方|長く持てる銘柄を候補にする

銘柄選びで参考にしているのは、長期株式投資さんの本です。

  • オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資
  • 半オートモードで月に23.5万円が入ってくる「超配当」株投資

日本の高配当銘柄について、詳しく解説されています。

候補に入れるときは、主に次の項目を確認します。

  • 配当実績や増配傾向
  • 業績
  • PER・PBR
  • 財務状況
  • 過去のチャート

配当利回りは3%以上あると嬉しいですが、絶対条件ではありません。

また、株価が下がったときにも保有を続けられるよう、長く持っていてもいいと思える会社かも重視しています。

現在は20銘柄ほどを候補に、日用品・タイヤ・機械・商社・金融・保険・通信など、業種もある程度分散させています。

長期株式投資さんの本を銘柄選びの参考にしつつ、保有後の売買については自分なりの方法で運用しています。

高配当株の買い方|下がったときに少しずつ買う

一度候補に入れた銘柄は、普段はチャートを見ながら買うことが多いです。

少し下がったときは1株、大きめに下がったと感じるときでも3~5株程度と、一度にまとめて買わないようにしています。

NTTのように株価が低い銘柄では、100株単位で買うこともあります。

また、すでに保有額が大きくなっている銘柄は、株価が下がっていても追加しないことがあります。

下がるたびに買い増して失敗したことも

以前はアステラス製薬をある程度保有していました。

当時は株価が下がるたびに「安くなった」と考えて買い増していましたが、その後も下落が続き、なかなか戻りませんでした。

最終的には少し株価が上がったタイミングで、徐々に売却しました。

この経験から、株価が下がっているという理由だけで買い続けるのはやめました。

何日も下落が続くなど違和感があるときは、なぜ下がっているのかを確認するようにしています。

また、私には製薬会社の業績や値動きを判断するのが難しいと感じたため、現在は基本的に投資対象から外しています。

本で紹介されている銘柄をすべて買うのではなく、自分が理解しやすいと思える業種に絞るようになりました。

高配当株の売り時|20%ほど上がったら売却候補にする

私の場合、買値から20%ほど上がると売却を考え始めます。

ただし、20%上昇したら機械的に全部売るわけではありません。

4年ほど同じような銘柄のチャートを見てきた経験も判断材料にして、まだ上昇が続きそうだと感じれば保有することもあります。

判断に迷うときは、一度に手放さず数株だけ売ります。

売却した資金は、その時点で下がっている別の候補銘柄に回すことが多いです。

つまり「上がった銘柄を少し売る → 下がっている別の候補を買う」という形で、資金を回しています。

もちろん、過去と同じ値動きをする保証はありません。

チャートは将来を当てるものではありませんが、私にとっては売買判断の材料の一つです。

8カ月で売却益50万円超になった

こうした売買を続けた結果、2026年1~8月の実現損益は、約51.8万円(税引前)でした。

NISA口座で売却した分も含まれているため、実際の税引後利益とは一致しません。

一度に大きな利益を狙ったというより、数株ずつ売買してきた積み重ねです。

この金額は株を売却して確定した損益で、配当金は含まれていません。

保有株からは、売却益とは別に配当金も受け取っています。

高配当株・J-REITから受け取った配当実績

高配当株でも「売ってはいけない」わけではない

高配当株は、長く保有して配当を受け取り続ける方法もあります。

ただ、配当目的で買った株だからといって、必ず売ってはいけないわけではないと思っています。

株価が大きく上がったときに一部を売って利益を確定すると、いったん気持ちを切り替えられて、安心して次の判断をしやすくなります。

売るか持つか迷ったときは、全部を手放さず、何株かだけ売って残りは保有するという方法もあります。

そのまま長期保有した方が利益が大きくなることもありますが、ある程度利益を確定することで、気持ちに余裕を持って投資を続けやすい人もいると思います。

私も、そのときの株価や保有状況を見ながら、柔軟に判断しています。

高配当株投資が個別株の中では私に合っている

これまで、黒字転換2倍株投資や、相場のトレンドを意識した個別株投資もやってきました。

値上がり益を狙う面白さはありましたが、売買のタイミングを気にすることが多く、私には少し疲れる部分もありました。

黒字転換2倍株投資を実際にやってみた結果や、売り時を逃して感じた難しさはこちらの記事でまとめています。

黒字転換2倍株投資の最終結果と学んだこと

今の方法なら、平日にチャートを見るのは10分程度です。

仕事や子育てで忙しい日は、無理に取引しなくても構いません。

「売買しなければいけない」のではなく、「売買してもいい」。

4年間いろいろな個別株投資を試した中では、このゆるさが今の私にとって一番無理なく続けやすい方法になっています。

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