日商簿記3級と2級は、どちらも90点台で合格することができました。
何度か簿記に挫折したこともありましたが、自分に合う教材を使うことで、少しずつ理解できるようになりました。
この記事では、ふくしままさゆきさんの動画やTAC「みんなが欲しかった!」シリーズを使った勉強法、ネット試験対策でやってよかったことをまとめます。
日商簿記3級・2級の受験結果
私の受験結果は、次のとおりです。
| 級 | 勉強期間 | 点数 |
|---|---|---|
| 日商簿記3級 | 約4ヶ月 | 91点 |
| 日商簿記2級 | 約6ヶ月 | 96点 |
3級合格後、そのまま2級の勉強に進み、約6ヶ月ほどで受験しました。
毎日長時間勉強していたわけではありません。
子どもが寝たあとや通勤中など、空いた時間を使ってコツコツ進めていました。
簿記3級・2級は、勉強の方向性が大きくずれていなければ、スキマ時間を使いながら進められる資格だと感じています。
簿記に挫折した過去
簿記3級と2級には90点台で合格できましたが、最初から簿記が得意だったわけではありません。
むしろ、何度か挫折しています。
大学時代に簿記の講義を受けたことがありましたが、そのときは意味が分からず断念しました。
その後、独学でテキストと問題集だけを使って勉強しようとしたこともあります。
でも、そのときも内容がなかなか頭に入らず、途中で挫折しました。
私の場合、テキストを読んで理解するよりも、まず説明を聞いて全体像をつかむ方が合っていたのだと思います。
だからこそ、動画で学び直したことで、ようやく簿記の考え方がつながっていきました。
簿記3級・2級で使った教材

私が簿記3級・2級で使っていたのは、主に次の教材です。
- ふくしままさゆきさんのYouTube動画
- TAC「みんなが欲しかった!」シリーズの問題集とテキスト
それぞれの役割は、ざっくり分けるとこんな感じです。
- 動画:まず内容を理解する
- 問題集:自分で解けるか確認する
- テキスト:分からないところを見直す
TACの簿記教材には、イラストが多くて読みやすいシリーズや、講義で使うことを前提にしたようなしっかりめのシリーズもあります。
その中で私が選んだのは、「みんなが欲しかった!」シリーズです。
実際に使ってみても、情報量と分かりやすさのバランスがよく、私にはちょうどよかったです。
私が勉強していた当時は、ふくしままさゆきさんの無料動画でかなりの内容を学べた記憶があります。
現在は公開状況や有料部分が変わっている可能性もあるため、気になる方は最新情報を確認してみてください。
ふくしままさゆきさんのYouTube勉強法
簿記3級・2級の理解は、ふくしままさゆきさんの動画に助けられました。
簿記は、最初に考え方をつかむまでが少し大変です。
仕訳の意味や、借方・貸方の感覚が分からないうちは、テキストを読んでもなかなか頭に入らないことがあります。
動画だと、説明を聞きながら理解を進められるので、最初のハードルを下げやすく、スマホ一つで勉強できる手軽さもよかったです。
ただし、動画教材には合う・合わないがあります。
少し見てみて合わないと感じるなら、別の教材や講座を試すのもありだと思います。
TACテキスト・問題集の使い方
TACの「みんなが欲しかった!」シリーズは、テキストと問題集を使っていました。
私の場合、メインで使っていたのは問題集です。
動画を見たあとに問題を解き、実際に手が動くかを確認していました。
テキストは、最初からしっかり読み込むというより、問題集で分からなかったところを確認するために使っていました。
忘れた論点を調べたり、用語や処理方法を見直したりする、辞書のような使い方です。
動画を見るだけだと、分かった気になってしまうことがあります。
実際に問題を解いてみると、理解できていないところや、手が止まる論点が出てきます。
動画で理解したあとに、問題集で自分の力で解いてみることは大事だと感じました。
簿記3級は仕訳、簿記2級は工業簿記

簿記3級では、まず仕訳に慣れることを意識しました。
最初から完璧に理解しようとしすぎると、なかなか進みません。
借方と貸方に慣れて、勘定科目を見たら仕訳を思い浮かべる。
まずはこの感覚を身につけることが大事だと思います。
簿記2級では、工業簿記を後回しにしないことを意識しました。
最初は少しとっつきにくく感じましたが、慣れてくるとパターンが見えやすい部分もあります。
分からない論点を放置すると、あとで一気にきつくなります。
2級は3級より範囲が広くなるので、分からない論点をそのままにしないことを意識しました。
ネット試験対策と注意点
私は、簿記3級・2級ともにネット試験で受験しました。
ネット試験を受けるなら、本番と同じような形式で一度は練習しておくことをおすすめします。
紙の試験と違って、ネット試験では問題用紙に直接書き込むことができません。
私は、TACの教材に付いていた案内から、ネット試験対応の模擬試験プログラムを使って練習しました。
本に掲載されているパスワードを入力して、パソコンにダウンロードする形式だったと思います。
実際にやってみると、画面を見ながら解く感覚や、メモの取り方に慣れておく必要があると感じました。
普段、問題文に線を引いたり、数字を書き込んだりしながら解いている人は、特に注意した方がいいです。
本番で焦らないためにも、ネット試験形式で一度練習しておくと安心です。
簿記2級と上位級の違い

簿記3級・2級は、ある程度パターンを覚えることでも合格できる部分があります。
実際、出題形式に慣れて、問題演習を繰り返すことはとても大事です。
ただ、2級合格後にさらに上位級の勉強へ進んでみると、2級までの感覚だけではかなりきついと感じました。
私はその後、日商簿記1級レベルの勉強に取り組みました。
そこで感じたのは、圧倒的な範囲の広さと、忘却との戦いでした。
暗記やパターンだけで進めようとすると、どんどん苦しくなりました。
3級・2級の段階で、すべてを深く理解する必要はないと思います。
ただ、仕訳や計算をただ覚えるだけでなく、「なぜそうなるのか」を考えるクセをつけておくと、その後の勉強にもつながると感じました。
もし2級合格後に1級や全経上級などの上位級を目指すなら、自分の学習スタイルに合う教材や講座、勉強時間の確保まで含めて考えた方がいいと思います。
簿記を学ぶメリット
簿記3級と2級は、子育てや仕事をしながらでも、進めることができました。
最初は分からないことも多かったですが、学び方を変えて手を動かしていくうちに、少しずつ簿記の考え方がつながっていきました。
日商簿記2級は、転職やキャリアを考えるうえでも評価されやすい資格のひとつです。
経理職を目指す場合はもちろん、会計や数字に苦手意識がないことを伝える材料にもなります。
ただ、私にとっては資格そのもの以上に、数字を見ることへの苦手意識が減ったことが大きかったです。
経理の仕事でも、家計管理でも、投資でも、お金の流れを理解しようとする力は役に立っています。
簿記の勉強は、最初は意味が分からなくても、続けていくうちにつながっていきます。
まずは自分に合う教材で、実際に手を動かしてみる。
その小さな一歩が、仕事やお金の見え方を変えるきっかけになるかもしれません。

