CPAラーニングは、日商簿記1級まで無料で学べるサービスです。
私はTACで簿記1級を約1年間勉強したあと、CPAラーニングを使って半年〜1年ほど本格的に学び直しました。
講義を一通り受け、確認テストや苦手論点の復習にも取り組みましたが、本試験では思うように点数が伸びませんでした。
無料とは思えないほど充実している一方で、実際に使ったからこそ感じた難しさもあります。
この記事では、CPAラーニング簿記1級の良かった点、実際に使って感じた難しさ、どんな人に向いているかを実体験からまとめます。
※この記事には広告を含みます。
CPAラーニングで簿記1級を半年〜1年学び直した
まず、私がCPAラーニングをどのように使ったかを簡単にまとめます。
| 項目 | 私の場合 |
|---|---|
| 利用期間 | 半年〜1年程度 |
| 学習範囲 | 商業簿記・会計学 工業簿記・原価計算 |
| 利用当時の講師 | 商会:登川先生 工原:植田先生 |
※講師や講座内容は、私が利用していた当時のものです。
もともとはTACの簿記1級講座を受講していて、分からない論点が出てきたときにCPAラーニングを見ることがありました。
TACで約1年間勉強したあとの本試験は67点。
合格点まであと3点だったため、その後は「もう一度基礎からやり直して、理解を固めたい」と考え、CPAラーニングを中心に勉強するようになりました。
商会・工原ともに講義を一通り受け、講義ごとの確認テストや総まとめにも取り組みました。
苦手な論点は、講義に戻ったり問題を解き直したりしながら復習しています。
現在のCPAラーニングでも、簿記1級では講義、テキスト、問題集、習熟度確認テストなどが無料で提供されています。
私は補助教材としてだけでなく、簿記1級を学び直すための教材として本格的に利用しました。
CPAラーニングを使って良かったこと

無料なので苦手論点を何度でも見直しやすい
一番大きなメリットは、やはり無料で利用できることです。
簿記1級は範囲が広く、一度講義を聞いただけでは理解しきれない論点もありました。
分からない部分だけ別の先生の説明を聞いたり、苦手な範囲に戻ったりしても、追加料金を気にせず勉強できます。
高額な講座に申し込む前に、実際の講義を見ながら自分との相性を確認できるのも使いやすいところです。
工業簿記・原価計算のイメージが持ちやすくなった
私が特に良かったと感じたのは、利用当時に植田先生が担当していた工業簿記・原価計算です。
TACで勉強していたときは、問題の処理方法は追えても「実際に何を計算しているのか」がイメージしにくい論点がありました。
CPAラーニングでは、実務をイメージしながら説明されることがあり、それまで機械的に覚えていた内容を理解しやすくなりました。
同じ論点でも、先生が変わると説明の角度も変わります。
一度勉強したものの、どうしてもしっくりこない論点があるときに、別の説明を聞けるのはCPAラーニングの良さだと思います。
かなり勉強したのに、本試験は52点だった
CPAラーニングで学び直したあと、再び日商簿記1級を受験しました。
講義を一通り受け、確認テストや苦手論点の復習を進めながら、TACの過去問演習にも取り組んでいました。
前回の67点より伸びるのではないかと思っていましたが、結果は52点でした。
もちろん、試験回によって出題内容や難易度が違うため、CPAラーニングを使ったことが原因だとは考えていません。
ただ、ここまで勉強しても結果につながらなかったことで、「講義を理解すること」と「初見問題を自力で解けること」は別だと感じました。
このあと私は、解き方を覚えるだけでなく「なぜそうなるのか」をもっと理解したいと考え、学び方を見直しています。
その経緯は、こちらの記事で詳しくまとめています。
▶ 簿記1級を2年半勉強して分かった、講座・先生との相性と学び方
CPAラーニングだけで簿記1級合格を目指せる?

CPAラーニングだけで日商簿記1級に合格した人は実際にいます。
そのため、無料だから合格を目指せないということはありません。
ただ、私自身はCPAラーニングで一通り学び直しても、本試験では思うように得点できませんでした。
簿記1級では、教材を一通りこなすだけでなく、
- 問題演習をどれくらいするか
- 初見問題に対応できるか
- 苦手な原因を自分で分析できるか
- 本試験までにどう仕上げるか
まで考えて勉強することが重要だと感じています。
CPAラーニングが向いていると思う人
実際に使った経験から、特に向いていると感じるのは次のような人です。
- できるだけ費用をかけずに簿記1級を勉強したい人
- 一度学んだ論点を別の先生の説明でも確認したい人
- 苦手な部分を自分のペースで復習したい人
- 自分で学習計画や復習方法を調整できる人
特に、簿記1級に挑戦するかまだ迷っている段階なら、実際の講義を気軽に試せるメリットは大きいと思います。
反対に、「次に何をやるか」を自分で決めるのが不安だったり、本試験まで一定のペースで引っ張ってもらいたかったりする場合は、有料講座も比較しておくと選びやすくなります。
CPAラーニングとTACの違い
TACとCPAラーニングの両方を使って感じた大きな違いは、「本試験までの学習をどこまで自分で組み立てるか」です。
CPAラーニングは、自分のペースで必要な論点を学べるのが魅力です。
一方、TACでは講義から問題演習、答練、模試、直前対策までカリキュラムが用意されていました。
費用を抑えて自分で学習を進めたいならCPAラーニング、答練や模試まで含めて本試験までの流れに沿って進めたいならTACという違いを感じました。
TACを約1年間受講した詳しい感想は、こちらにまとめています。
▶ TAC簿記1級の通信講座を1年受講した感想|本試験67点だった体験談
CPAラーニングはなぜ無料?怪しくない?

簿記1級まで無料となると、「なぜ無料なの?」「怪しくない?」と気になる方もいると思います。
2026年9月時点では、サイト内のコンテンツは無料で、月額料金もかかりません。
CPAラーニングを運営しているのは、公認会計士資格スクール「CPA会計学院」も運営するCPAエクセレントパートナーズ株式会社です。
公式では、誰でも無料で学べる環境を提供することなどを掲げ、簿記だけでなく経理・会計・ファイナンスなど幅広い講義を無料で公開しています。
ただし、登録から30日経過後も利用する場合はアンケートへの回答が必要です。
私自身も半年以上利用しましたが、無料で問題なく使えました。
「無料だから少し試すだけ」というより、簿記1級を勉強する選択肢の一つとして十分使えるサービスだと感じています。
まとめ|CPAラーニングは無料でも本格的に学べた
CPAラーニングは、無料で簿記1級をしっかり学べるサービスだと感じました。
特に、費用を抑えながら自分のペースで学びたい人や、苦手な論点を別の説明で学び直したい人には使いやすいと思います。
一方で、簿記1級は講義を受けるだけでなく、本試験までの学習をどう組み立てるかも重要です。
CPAラーニング以外の講座も含めて検討したい方は、私が実際に使った講座をこちらで比較しています。


