【シングルマザーの資産運用】浪費から節約へ、貯金から投資へ

30代半ばの今、金融資産が1,800万円を突破しました。
シングルマザーになりたての頃の貯金は約300万円。そこから4年間で1,500万円貯めることができました。
年収は300万円ほどと低い私ですが、どのようにして資産を形成していったのか?その過程を公開していきます。
シングルマザーの皆様の資産形成の参考になれば嬉しいです。
投資歴4年の私のリアルな資産推移

ざっくりですが、どのように金融資産が推移していったのか?一覧で見ていきましょう。
投資歴 | 資産額 |
投資歴ゼロ | 300万円 |
1年目 | 800万円 |
2年目 | 950万円 |
3年目 | 1,500万円 |
4年目 | 1,800万円 |
始めは手元資金の300万円を使って、旧NISAの積み立てとジュニアNISAから投資をスタートしました。
続いてidecoも満額の月々2万3千円で始めました。(今は新NISAがあるので、やらなくてよかったと少し後悔)
2年目と3年目の間で新NISA制度が始まり、株高の恩恵を受けています。
4年目の今は、トランプ大統領の関税問題の影響で、保有している日本株とアメリカ株が乱高下している状況です。
それでも順調に金融資産が増加傾向にあることが分かります。
どのようにしてお金を増やしていったのか?そのポイントを詳しく解説していきます。
4年で1,500万円貯めた具体的方法とは?

低所得でシングルマザーの私が、どのように資産を形成していったのか?
結論はシンプルですが、節約と臨時収入と資産運用を、同時並行で取り組むことです。
考えうる方法を試してきましたが、その中でも特に即効性がありオススメな方法を4つ、紹介していきます。
1、固定費の削減
最初こそ手間がかかりますが、固定費の削減は必ず試してほしいポイントです。
- 電気、ガス業者の変更
- 携帯電話を格安SIMに変える(おすすめは日本通信)
- 民間の保険は掛け捨てで、必要最低限にする(私は子供の保険も含めて月々3千円以内)
- 不要なサブスクは解約
- 市営住宅など、家賃の低い家に住む
- お風呂に節水シャワーヘッドを取り付ける
それぞれご家庭の事情があると思いますので、できそうなものから試してみてくださいね。
2、シングルマザーの特権をもれなく使う
こちらは特に、児童扶養手当をもらっているご家庭が対象になります。
シングルマザーで一定の所得以下だと、医療費が無料になったり、ありがたい特典がたくさんありますよね。
せっかく制度があるのですから、もれなく使いましょう!
- 目薬や湿布が必要な時は、薬局で買わずに病院で処方してもらう
- ひとり親向けのフードバンクを利用する(お米やお野菜がもらえることがあります)
- 子どもとのお出かけは無料になる市営や県営施設を利用する
他にも、住んでいる地域によって、受けられる特典が違うはずです。
役所でもらえるような、ひとり親の手引き的なパンフレットの内容を熟読し、該当するものはすべて受けてしまいましょう。
私は離婚時の公正証書の作成にかかった費用の補助をいただいたり、資格の取得時に通常の教育訓練給付より高い割合で返金していただいたりと、何かとお世話になっています。
3、臨時収入をつくる
本業以外に、臨時収入をつくっていきましょう。
初心者の方におすすめなのが、メルカリ。不用品を売るだけで、私の場合10万円くらい一気に稼ぐことができました。
利益が年間20万円以下でしたら確定申告も必要ないため、まずは20万円を目標にしてもいいでしょう。
また、ハピタスなどのポイントサイトや、A8.netなどのアフィリエイトのセルフバックを利用するのも、最初の一歩としてはアリだと思います。
今後投資を始めたい!という方は、セルフバックの制度を使って証券口座やクレジットカードを作ることで、ポイントが貯まり、お金にかえることができますよ。
4、節約で残したお金と臨時収入を使って資産運用!
固定費の削減や、シングルマザーの特権をフル活用し、浮いたお金は全力で投資にまわしています。
投資は元本保証ではないので、ご自身のリスク許容度に応じてお考えください。
私は収入が低いこともあり、少しでも資産を増やしたくて現金比率は10%ほどにして、資産のほとんどを株で運用しています。
※一般的にオススメされているのは、現金比率は自分の年齢なので、私の場合現金比率はかなり低めでリスクをとっています。
インデックス投資と高配当株投資を組み合わせることで、配当金の恩恵を受けながらも、長期で見て金融資産を増やすことを目指しています。
投資するときは、もちろん新NISAを使ってくださいね。
シングルマザーも資産運用でお金を貯められる!

シングルマザーの私が、4年で1,500万円貯めた方法を紹介してきましたが、いかがでしょうか。
書いてきた以外にも、常に水筒を持参したり、コンタクトレンズは大容量を買って単価を安くしたり、チマチマした節約もしてきましたが、今回は即効性があり、マネしやすい方法に厳選してみました。
今後の子どもの教育費と自分の老後に備えて、できる限り金融資産を増やしていきたいと思っています。
この記事がシングルマザーの皆様の資産形成に役立てれば幸いです。