職業訓練|実習付きデュアルシステムって実際どうなの?体験談をシェア

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職業訓練のデュアルシステムって何?

ハローワークが運営している、職業訓練の制度「日本版デュアルシステム」

耳慣れない言葉ですが、どのような制度なのでしょうか。

デュアルシステムは、座学と職場実習を組み合わせた職業訓練のこと。

通常の職業訓練は座学がメインなため、「実際の職場で働く経験ができる」という点で大きく異なります。

「働きながら学ぶ、学びながら働く」をコンセプトとして、一人前のビジネスパーソンに育てるという新しい制度です。

職業訓練参加に必要な手続き

デュアルシステムに参加するためには、通常の職業訓練の手続きの他に、ジョブカードを作成する必要があります。

訓練参加までの大まかな流れは下記の通り。

  1. ハローワークで求職登録をする
  2. ハローワークで訓練の相談
  3. (任意)各訓練校の説明会に参加できます
  4. 職業訓練への申し込み
  5. 入校までにジョブ・カードを作成する(キャリアコンサルタントとの面談が必要)
  6. 選考を受ける(面接や筆記試験)
  7. 入校

ジョブ・カードの作成は、キャリアコンサルタントとの面談が必要です。

完全予約制のため、入校までに間に合うよう、早めに済ませておくことをオススメします。

デュアルシステムの職業訓練を受けて実際どうだったか?

私は事務・会計系の半年間のデュアルシステムの職業訓練に参加しました。

4ヶ月間は学校で学び、2ヶ月間職場で働く、というスケジュールでした。

訓練参加者は20代~50代と幅広く、学ぶ意欲が高く、コミュニケーションをとりやすい方が多かったです。

実際受けた感想としては、総合すると「参加してとても良かった!」

しかし、訓練中大変なことや、苦労した点もあったため、そのあたりも含めて良い点・悪い点両方シェアしていきたいと思います。

デュアルシステムを受けて良かったこと

職業訓練のデュアルシステムを受けて良かったことは、4つあります。

同じ訓練生の意見も取り入れてまとめてみました。

・資格をたくさん取得できた
・座学で学んだことを実際の職場でどのように使うのかを体験できた
・就職先の選択肢が広がった
・未経験の職場を体験することができ、職場への適性が分かった

4ヶ月間の座学で、ほとんどの訓練生が資格を取得していました。

事務や会計関係の訓練だったため、簿記や税法やPC関係の資格を取る方が多かったです。

そして、学んだことをその後の職場実習で使う経験ができたことも、大きなメリットだと思います。

中にはこの仕事が合わないことが分かった、という残念ですが就職する前に分かって良かったというパターンもありました。

逆に実習先がとても働きやすく、そのまま就職していく方もいました。

私の場合、はじめは実習先の職種への就職はあまり考えていませんでしたが、

やってみて合うことが分かり、就職先の選択肢が広がりました。

デュアルシステムで大変だったこと

デュアルシステムで大変だったことは、とにかく休んでいる暇がない!ということ。

座学が終わったらすぐに実習が始まるので、ゆっくりしている暇がありません。

実習中は職場で普通に勤務することになるため、病院や子どもの行事など、ちょっとしたお休みも取りづらかったです。

また、私が行ったところは、繁忙期にも関わらず退職者が続々と出るような職場でした。

受け入れ体制が整っておらず、2ヶ月だから耐えられたものの、正直かなり辛かったです。

実習先は希望が必ず通るわけではないため、良い実習先かどうかは運任せという感じではあります。

実習とは言え、普通に働くことになりますので「失業手当がもらえるから」と気楽な気持ちでくると、後悔するかもしれません。

実習付きデュアルシステムは一長一短

職業訓練の実習付きデュアルシステムを実際に受けて感じた、メリット・デメリットを紹介してきましたが、いかがでしょうか。

学びながら失業給付がいただけるなんて、とてもありがたいですよね。

私自身も訓練中に取った資格と、実習での経験を武器に、希望の職種に就職することができました。

ただ、次もデュアルシステムを受けたいか?と言われると、実習中の辛すぎる経験を思い出してしまいます。

普通の職場であれば、面接してみてやめておくこともできますが、デュアルシステムの職業訓練は実習先を自由に選ぶことはできず、簡単にやめることはできません。

とはいえ、「実際の職場で働くことができる」というのは、とても貴重な経験です。

「その分野で働きたい!」という、強い気持ちのある方にとっては、学べることが多く大きな力となることでしょう。

ひとつの実体験として、この記事が参考になれば嬉しいです。

ちなみに、デュアルシステムに限らず、ハローワークの職業訓練を受けるためには、基本的に選考があります。

選考の多くは面接と筆記試験です。面接や筆記試験対策については、別の記事でまとめてありますので、よければ参考にしてください。

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